村上ファンドとか

確かに株で儲けるのは自由です。悪いことではありません。
例えば120億設けたBNFさん、彼のようなデイトレーダー(スイング)も
高すぎる株を売り安すぎる株を売るという行為を通じて
株価を適正化、安定化させる役割を果たしている。
 
だが、私は村上ファンドは大嫌いだ。
 
ライブドアの堀江モンにしてもそうだが、平気で脱法行為をする。
法律の文面には反してないけど法の趣旨には反する行為を
合法だから良いだろ、って何言ってるんだと。
刑法による規制は人権を守る為罪刑法定主義のもと制限されています。
民事ならば脱法行為は拡大解釈類推解釈など諸々の解釈手法で
排除されますが、刑事では原則文言から離れた解釈は排除されます。
法益保護の観点からいけば、刑法だって法の趣旨に則して拡大類推されても良い筈です。
例えば窃盗罪改正前、盗電が窃盗罪で処罰されたことがある。
当時の刑法学者は有罪判決を出した最高裁を盛大に非難しました。
それは罪刑法定主義の立場から正しい。
でも、盗電は法益を侵害してますよね。
刑法は人権保護のために縛られ、その面では法益保護機能を弱めている。
その弱さを悪用する人間を許容する社会などもってのほかです。
こういう奴がいっぱい出てくると変に抽象的な規制法とか作られちゃうん出すよ。