［近況］

サークルで話題になったクソゲー、わくわく☆惑星プリンセス。
その話題を広めた張本人のＫ先輩に
綺麗にラッピングしてプレゼントしよう。
と無駄な思い付きにより秋葉原に赴きました。
銀座線を末広町駅で降りて捜索開始。
とりあえず大通り沿いのソフマップへ、階段を上がり18禁ゲームコーナー。
夏です、晴天です、平日ですが夏休みなので人多いです。
その臭気や推して知るべし。
逃げ出したい気持ちを押えてフロアーを見回し、
物のある可能性の最も高いワゴンへ。
しかしワゴンの隣りには推定身長155cm体重100キロの奇妙な生物が居ます。
近付くと脳に直接打ち付けるような臭、比喩ではなく正真正銘の刺激臭、
ドラフト外で扱いのは危険とN高校元化学部の経験が語ります。
息を止めて接近する手もありますが、近くに健全な空気は存在しません、
呼吸再開時に大きく息を吸えば吐き気を催すことは確実です。
強敵の出現に止む無くワゴンを諦め通常の売り場を捜索、
ワゴン横のボスキャラ以外にも臭気を放つ生物はフロア内に幾つも存在します。
空調による風上、風下を把握して適切に動かなくてはなりません。
暫らく捜索を続けますが、やはり物はありません。
そうこうするうちにボスが移動しました、こんな劣悪な場所で働く店員に
心の中で祈りを捧げながらワゴンへ。
win95対応と印字された古びた箱、原画がパッとしない無名メーカーの作品、
そんな中、わくわく☆の文字と個性的な絵柄を探します。
しかし、ワゴン内にも結局発見できず。
諦めてソフマップを離脱、秋葉原の大通りの決して綺麗ではない空気がとても美味しいです。
手当たり次第にエロゲ売り場を巡ってやる、と拳を握り行動を再開。
メッセ、トレーダー、リバティー・・・・・・
巡り、巡り、ワゴンを漁り、何処にもありません。
かの、はじるす難民の方々もこんな気持ちを味わったのでしょうか。
30件近い店を捜索して、経過した時間は3時間半、下らないネタに無駄な労力を
かけるのが大好きな私も流石に疲れ、撤退。
　
負けました。